■総評
今年で9回目を迎えた、東京和晒オリジナル手拭デザインコンテスト。
今回は、「龍・辰」というオーソドックスである反面、非常に奥が深い部門でしたので、どんな作品が上がって来るか、いつも以上に期待しておりました。
龍の場合、輪郭も複雑で、それを忠実に表現しようとすると、デザイナーの主張や個性が失われるというベクトルもあります。
結果的に、「シルエット」や「デフォルメ」という手法を使った応募作品が多かったのも「手拭デザイン」という制限の中では仕方がない部分であったかも知れません。
【グランプリ】に輝いたプロペラピッツさんは、3年目のチャレンジで見事射止めた点に拍手喝采です。「初湯」という切り口で描いた龍の心地良さが手拭を通じて伝わって来そうな所が審査員一同の共感を呼びました。
【東京和晒賞】に輝いたkeepさんのdragonは、洋風のデザインながらも、親しみやすく、とりわけ「普段でも使えるように」と言った製作コンセプトが旨く表現出来ていたと思い選ばせて頂きました。
【グランプリ】に輝いた『初湯』は注染手拭にして、作者に20本をプレゼントさせて頂きます。また当社通販コーナーにて販売させて頂く予定です。
また【東京和晒賞】の作品に関しては、型紙を当方で作成させて頂きます。
今回ご応募頂いた12作品の作者の皆様、ご協力ありがとうございました。
今後とも「オリジナル手拭デザインコンテスト」をよろしくお願い申し上げます。
平成23年9月13日 東京和晒株式会社 代表取締役 瀧澤一郎